Last Decade

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2005年 04月 24日

ブリュッセル

無事にブリュッセルに到着した。隣の寝台で寝ていたベルギー人はいつの間にか途中の駅で降りていたようだ。中央駅から歩いて、この旅が始まった時と同じ、ブリューゲルという名のユースに行き、とりあえずはベッドを確保した。

日本から着いた時には暗くなりつつある中を少し歩いただけだったが、朝早くの日が出たばかりの街は印象が異なっていた。中心にあるグラン・プラス は名前の通り、長方形のかなり大きな広場で、中世の面影をそのまま残した石畳が素晴らしかった。それを囲むように有名な市庁舎王の家 、さらに中世にギルドハウス だった建物があり、観光案内所のパンフには、夏に行われる花祭りで広場一面に花のカーペットが敷き詰められた写真が掲載されていて、この広さを考えるとその光景は圧巻に違いない。

その広場から数百メートル歩いた場所に名物の小便小僧 の像があった。見てしまえば、これがそうかと思えるほどの小ささであったが二回も盗難にあっているとのことで彼もまた難儀なことである。この小便小僧 に対抗するかのように小便小娘 もあった。そんなものは世界中探してもこのブリュッセルにしかないかもしれない。しゃがみ込んで用を足しているその像が、あまりにもリアルすぎて、見ているこちらが恥ずかしくなってしまった。

昼食に名物のポムフリ を食べた。このフライドポテトはスタンド形式でどこでも食べられるのだが、マヨネーズをつけて食べるという発想は日本には当時はまだなかったので、すごく新鮮に感じられ、それがまたよく合って美味しいので、それからは日本でもフライドポテトにはマヨネーズをつけるようになった。ただし、ベルギーで売っているような太いものでなければ美味しくないのだが。

午後はガルリ・サンチュベール というヨーロッパ最古のアーケードの中にある商店街を見てまわる。途中に書店があったので入ってみたが、さすがに欧州の中心だけあって、公用語以外の書籍も多く置かれていた。当然のように、ガイドブックのコーナーにはロンリープラネットも全巻揃っていて、立ち読みしていると時間があっという間に過ぎてしまった。一度宿に戻って、食堂にいると何人かの旅行者と自然に話すようになる。日本人もいれば、他国の人もいる。そのうちの何人かと夕食を食べに行こうということになり、名物のムール貝 を試しに行った。レストランばかりが名を連ねた小道があって、そのうちで人が大勢入っている一軒に立ち寄った。さっそく注文したムール貝 がバケツのような容器に入って運ばれてきた。バルセロナの時もそうだったが、やはり食事は大勢で食べた方が美味しく感じられた。ただし、予想以上にお金がかかってしまった。スペインと同じように食べていると、残り少ない資金があっという間になくなってしまいそうだったので、次の日からはユースで夕食は取ることにした。
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by gonburimo | 2005-04-24 15:20 | Europe 1995


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